Plants artの制作過程公開!

Plants art

今回はplants artの製作過程をご紹介していこうと思います。

Plants artは私が‘いけばな’と‘森林セラピー’という異なるジャンルを融合させた新たな‘いけばな’です。森林セラピーに関しては次回詳しくご説明させていただくとして、早速その製作過程を説明していきます。

まずは使用する花材である‘孔雀ヒバ’です。

基本的にplants artでは緑のものを中心に使用していきます。自然、特に森のイメージに最も近い花材としてヒバはうってつけです😀また匂いもほぼ無臭ですので、これまた後でご説明させていただきますがアロマテラピーとの相乗効果にも適しています。

道具に関してですが基本的に華道・遠州流で使用するものを使います。

これらの道具に関してはカテゴリー‘遠州流道具’でブログ内にて紹介しておりますので是非ご覧ください。

では、はじめていきましょうか😉

まずは主となる枝を作っていきます。上図はただ単に孔雀ヒバを挿しただけです。これに‘楔留(くさびどめ)’と言う特殊技術にてまっすぐにしていきます。※楔留に関しても遠州流道具というカテゴリーにてブログ内で紹介しておりますので参照して下さい。

ここに1つ入れました。これだけでだいぶ枝が立ってきましたね!

楔はこんな形で作って枝に差し入れています。何となくイメージがわきましたか⁉︎

ではどんどん入れていきますよ💦

まずは3つ入れて枝を右側に少し倒します。曲げすぎとおっしゃる方もいらっしゃるでしょうが、ここからまた左へ傾けることで‘うねった形’のいけばならしい枝になります。

これにて主枝は完成です。少し緑が多そうなのでカットして軽くしてやりましょう。

これにてまずはplants artの骨格が出来上がりました。この枝が決まると後が非常に楽になりますので絶対に妥協しないで下さい!では次に主枝に沿う形でもう一本枝を挿し入れます。

これでは主枝と重なってしまい美しくありませんね。先ほどご説明させていただいた‘楔留’にて枝を倒していきます。

あまり主枝と離したくなかったのでこのような形に。迫力が出てきましたね‼️

ではお次は反対側に同様の枝を!と言いたいところですが、それでは面白くないので少し趣向を凝らして🤗

オブジェのような面白い形が出来あがりました。作品を平面的にしたくなかったので低い場所に前面に張り出すような枝を添えて迫力をより演出しました。

余った‘孔雀ヒバ’を少し添えて出来上がりです。いかがでしょうか?自然のダイナミックさを表現した‘いけばな’とは少し異なった作品に仕上げました。

Plants artでは作品に①照明②アロマ③自然音等を織り交ぜ、自然空間を自分で作り出す醍醐味を今後紹介していきたいと思います。

是非楽しみにしてください☺️

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