Plants artの世界へようこそ!②

Plants art

今回は前回に引き続き、‘蛇の目松のPlants art’制作過程を説明していきますがここからは非常にマニアックな内容となりますので皆さまご覚悟くだい❗️

では早速説明していきたいと思います。

まずは前回の画像から‼️

‘楔留め’と‘ワイヤー’にて構成した蛇の目松の‘いけばな’です。さすがにこれで完成とは言えませんよね😁

特に目立つワイヤーの目隠しをこれから施していきます。

これは麻布です❗️これを下図のように切断し、

写真が汚くて申し訳ありませんが(⌒-⌒; )ワイヤー を巻いた枝を覆うように湿布していきます。

松が包帯をしているような画像となってしまいましたが、傷をつけているわけでは無いのであしからず。単純に巻きつけているだけですので接着剤等も使用していません。

全てのワイヤーを巻き付けた枝に麻布を付けたら、アクリル絵の具にて枝を表現して違和感を取り除いていきます。

こんな感じでどうでしょうか?最終的には‘松に雪が降った画(え)‘を表現しますので、少しの塗り残しはむしろ味が出て良いと思います。

白(しろ)の絵具を重ね塗りして雪をまとった枝の表現はこれにて完成です😄

お次は黒い花台にも雪化粧を施しましょう❗️

これは日本の伝統芸術の一つ、盆石で使われる細かく砕いた石です。薄力粉のようですが水分がないため非常にサラサラとしています。これを花台に振っていきます。

非常に幻想的な作品となってきました。最後に松に積もる雪を綿(わた)にて表現して Suzuhara Toji流『雪松図』(積雪ver)の完成となります。

いかがでしたでしょうか。これがPlants artです。

今までの床の間にいけてきた’いけばな‘とは一線を画す自然のダイナミズムと迫力をそのまま表現しました。

最終的にはこれにアロマセラピーの要素を加味させると最終型となりますが、アロマのお話はまた次回ということで

ここまで読んでいただきありがとうございました😄何か気になったことでもよいので質問等ダイレクトメールにてにて募集中です‼️

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