Plants artの世界へようこそ!①

Plants art

今回は私、suzuhara tojiが開発した新しい植物のアート、通称‘Plants art’についてご紹介していきたいと思います。

ちなみにPlants artとは‘いけばな’、盆栽、盆石、森林セラピー等を組み合わせた独自のアートでして自然の情景をアーティスティックに切り取り、それによって健康にもなってしまおうという欲張りなものです。

それでは早速作品の紹介から始めさせていただきます。

こちらがPlants artの作品、題名は『雪松図』(積雪ver)です。

自然のダイナミックさと松の猛々しさを切り取った作品で、盆栽と違い水盤にいけてあります。

*ちなみに今回使用した花材は蛇目松(じゃのめまつ)3本で、金額としては合計で1.500円でした。冬場であれば3ヶ月も保ちますのでお勧めの材料です。

照明も作品には重要な要素で‘絵造り’には書くことの出来ないものです。太陽に照らされた積雪の松が神々しくは見えませんか😁

独りよがりで申し訳ありませんm(_ _)m

では仕切り直しまして、早速制作過程を説明していきたいと思います!

まずは主役となる松の一枝を図のように立てまして、‘楔留め(くさびどめ)’という‘いけばな’の技術にてこの枝に表情をつけていきます。

補足)‘楔留め(くさびどめ)’の説明はカテゴリー『遠州流道具』にて説明しておりますので、是非一度見てみてください。

太い部分を上図のように左に傾げて、先端を右に倒すことによってバランスをとっていこうと思います。ちなみに右の枝にスプリング状に留められた物は針金でして、‘楔留め’のように枝を傷つけずに曲げる盆栽からヒントを得た技術です。

ここで今回使用した針金を紹介したいと思います。直径2mmの極太のものを使用しました。税込847円ですので決して安くはありませんが、使い回しが出来ることを考えれば許容範囲内ではないでしょうか?

このように曲げたい箇所にワイヤーを巻きつけて枝を自分の思い通りに形成していきます。

まずは3ヶ所にワイヤーを巻きつけて枝を形成しました。このワイヤーでの‘曲げ’はある程度、枝が細くないとできない技術ですので太い場合には‘楔留め’にて対応してください。

2本目の枝をいけます。せっかくですのでこの枝もワイヤーにて曲げていきましょう。

前方にも1本いけて、これにもワイヤーをはめて曲げました。とりあえず、これにて大元の形が完成です。

ここからPlants artの醍醐味が始まります。

次回Plants artの世界②にて、よりディープな世界へご案内したいと思います。

是非楽しみにしてください!

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新生華道研究所

コメント

  1. Aw, this was a really good post. Spending some time and
    actual effort to produce a really good article… but what
    can I say… I put things off a lot and don’t manage to get nearly anything done.

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