いけばな(自由花)

Plants art

今回もFacebook等で挙げた作品の製作過程を紹介していきたいと思います。

では解説はじめていきます😀

基本は池坊や遠州流と同様に‘いけばな’の生花の基本枝からいけていきます。

まずは‘いけばな’にとって一番重要な‘真(しん)’と呼ばれる枝を上画像のように。先端が器の中心に来るようにいけると、作品全体の‘品’が一段上がりますのでオススメです。ちなみに草月流等は敢えて外すことによってアレンジメントと‘いけばな’の融合を計っています。※花材は珊瑚水木と呼ばれるもので、アレンジメントでも比較的よく見かけます。

では次に体(たい)と呼ばれる一番短いとされる枝をいけていきます。

今回はクリスマスも近いということでヒムロスギという枝を使って‘らしさ’を演出していきます。本来は真(しん)の枝と同じ花材を使うと全体がまとまって比較的いけやすいのですが。

次に副(そえ)という真(しん)と体(たい)の中間位の長さの枝をいけていきます。

副(そえ)に関しては真(しん)と同じ珊瑚水木を使用しました。この真(しん)・副(そえ)・体(たい)の3枝は‘いけばな’の重要な構成要素で、ほぼどの流派でもこの型により様々な花型が構成されていきます。言い換えればこの3枝でさえうまくいけることが出来れば‘いけばな’となります。

ここからは作品の肉付け作業となります。

綺麗なユリが手に入りましたので、この花材を一番目立つ中央付近に配置してみました。ユリの向きを少し正面からずらして作品に表情も添えて。

挿し口と言われる、花材が刺さっている部分が少し乱雑な印象を与えているので残ったヒムロスギにて隠してやることにしました。

いかがでしょうか☺️全体的に華やかでありながら和のテイストも加味した絶妙な‘いけばな’に仕上がったのではないでしょうか。後はライティングを整えて完成です。

私が提唱する‘いけばな’ではただ‘いける’のではなく、ライティングやアロマを使った総合空間演出を提唱しています。気になった方は是非お問い合わせページよりお越し下さい。

私のプロジェクトはまだ始まったばかりで仲間も随時募集しております。新しい’いけばな‘を共に創ってみませんか。

この記事が気に入ったら‘いいね’お願いします❗️
最新情報をお届け!
Plants art生け花
Toji Suzuharaをフォローする
新生華道研究所

コメント

  1. I am truly grateful to the holder of this web site who has shared this fantastic paragraph at at this time.

タイトルとURLをコピーしました